エンターテインメントコンテンツを活用した学生への起業家・職業・SDGs教育及びふるさと納税返礼品開発等に関する包括連携協定」を締結しました。龍ケ崎市との包括連携協定では、以下連携および協力をしていくこととしています。
(1) エンターテインメントコンテンツを活用した若者の起業家育成
(2) 起業家育成の成果をふるさと納税の返礼品とすること
(3) SDGsの推進
それらの取組を実施することで、将来にわたり持続可能で活力のある地域社会の形成及び発展に寄与することを目的としています。
講座はSDGs×職業を学び、商品化を目指す(起業体験)新しい挑戦がスタートしました。龍ケ崎市役所にご協力をいただき、募集に応じた高校生たちが集まって、私たちとともに今回のプロジェクトが動き出しました。
実際の社会問題や地域課題、職業の実態を実体験として肌で感じ、そのリアルから本質的な課題解決を形にしていくプログラムです。龍ケ崎市で活動する2社のトップの方にもご協力いただき、高校生の前で企業および事業の紹介をしていただきました。
龍ケ崎市役所様による龍ケ崎市の特徴とSDGsの活動について
コロッケクラブ龍ケ崎 飯島会長による「地元の名産品としてコロッケが生まれた話」と「龍ヶ崎市民への思い」
株式会社諸岡 代表取締役CEO 諸岡正美氏による会社の事業の紹介とSDGsの取組みの話
ここで知ったこと、学んだこと、考えたことをもとに、高校生による「SDGsヒーロー」デザインが始まりました。講座中にはまとまりきらず、講座の枠を超えて生徒たちは真剣に考え続けました。
発表会の様子です。ワークショップで新たなヒーローが生まれました。
龍ケ崎市の名産品・コロッケをモチーフにしたSDGsヒーロー「リコちゃん」
建設機械に関する職業から生まれたSDGsヒーロー「レインくん」
一つの授業としてただ終わるのではなく、社会・地域にとって価値ある商品・サービスを生み出すこと。そこまで考えての授業ではあったものの、その反響は予想をはるかに超えるものでした。龍ケ崎市の名産品・コロッケをモチーフにした「リコちゃん」は、コロッケクラブ龍ケ崎から大絶賛!高校生が考えたキャラクターが市役所に採用されました!
リコちゃんは龍ケ崎市の名産品「龍ケ崎コロッケ(B級グルメ日本一)」のPRキャラクターに正式に採用され、龍ケ崎市役所「龍ケ崎産業祭いがっぺ市」で就任イベントが行われました。
「街おこしを目的に「コロッケクラブ龍ケ崎」は20年以上活動を続けてまいりました。市内の高校生が考案して頂いたキャラクター「リコちゃん」を龍ケ崎コロッケPR大使として認定し、より活動を盛り上げていこうと思っています。SDGs持続可能な開発を目標に、龍ケ崎コロッケでみんなを笑顔にする!「リコちゃん」の笑顔でさらに幸せいっぱいの笑顔を世界中に届けましょう!」 コロッケクラブ龍ケ崎 会長 飯島氏
夏休みの期間を使って参加してくれた高校生たちのワークショップでの楽しそうな顔が印象に残っています。楽しみながら、自分たちで考え、創りあげ、形にしていくことを経験できるということで、このワークショップを開催してよかったなと思っています。できあがった「リコ」と「レイン」の2体も、これから龍ケ崎市をPRする「ヒーロー」として、活躍の場を広げられればと思います。
龍ケ崎市 担当者
若者の起業家精神を養い、トレーディングカードというエンタメコンテンツを活用し、これからの龍ケ崎市を担う人材を育てる、という目的での今回のチャレンジ。今回の取組は、高校生たちが主役でしたが、彼らにとっても楽しく、充実した取組になったと思いますし、市としても官民連携、若者との連携という側面で、大きな意味のあるものだったと感じています。
龍ケ崎市 萩原 勇市長